キッチン用品・食器類
こんにちはー。
声の大きい熱血店長のマエダです
以前このブログでも触れたことがあるのですが、私は料理男子です
お気に入りの「My包丁」も持っているのですが、最近ちょっと気になる包丁がありまして・・・
その包丁は、ダイヤモンドチタンという素材を使っているのですが、この「チタン」という素材、よく耳にしますのでちょっと掘り下げて調べてみることにしました
金属と言えば、鉄や銅、アルミニウムなどがあります。
その中でもチタンは、他の金属と比べ、いろいろな面で総合的に優れた金属らしいのです
チタンが工業などで幅広く使用されるようになったのは戦後のこと。
鉄や銅などは古代から使われていたということを考えれば、その歴史はかなり短いですよね。
ただし、チタンの素材自体はもっと古くに発見されていたようです
チタン素材が最初に発見されたのは1791年のこと。
発見したのはウィリアム・グレゴーというイギリスの牧師でした。
鉱物学者でもあった牧師は、発見場所のメナカンという地名に因んで、その未知の元素を「メナカイト」と命名しました。
ところが、当時このメナカイトが広く知れ渡ることはありませんでした
結局脚光を浴び始めたのは4年後の1795年
ドイツの化学者マルティン・ハインリヒ・クラプロートが再発見したときだったのです
彼はこの未知の元素を、ギリシア神話に出てくる「タイタン(ティーターン)」という巨神に因んで「チタン」と命名しました
この巨神タイタンは、地底の奥深くに封じ込められていたというエピソードを持っています。
チタンが鉱石の中に封じ込められた元素であることが、巨神のエピソードを彷彿とさせるために、「チタン」の名が冠されたのです
しかし、この頃はまだチタンと鉱砂を分離する有効な手法が存在しなかったため、すぐにチタンを使うことはできませんでした
純粋なチタンが世に誕生したのは、それからさらに約100年以上経った1910年のことです
この年、アメリカの科学者マシュー・A・ハンターが純度99.9%のチタンを鉱砂から抽出することに成功しました
その後1946年、ルクセンブルクの工学者ウィリアム・クロールがクロール法というチタンの大量生産を可能にする製造工程を開発
1950年代にはチタンが軍用機などに使われ始めたのです
それでは、日本にチタンが広まったのはいつ頃のことでしょう
実は、アメリカやルクセンブルクよりもかなり遅めの1970年代に入ってからでした。
スタートは遅かったのですが、日本全国の加工業者たちが協力し、技術を積み重ねていったおかげで、2002年には世界で初めてのチタンを発色させる制御技術を確立させたのです
その後はチタンの生産規模もみるみる拡大していき、今では仕事や生活の必需品として扱われるまでに需要も技術も成長しました
その昔、グレゴーが発見した時点では何に使えるかも分からない未知の金属だったチタン。
220年以上経った現在でもチタンにはまだまだ果てしない可能性が秘められていそうですよね
さて、ここからはチタンの具体的な特徴をご紹介していきます。
@ 強度が高い
チタンはとても強度が高い金属です
その強度はおよそ鉄の2倍、アルミの3倍になると言われています
これはチタンに備わっているバネ特性のおかげと言えます。
少しぐらい曲げてももとに戻る性質で、しなりやすく、衝撃で割れたり折れたりすることもほとんどありません
そのため、より高い強度が要求される製品の材料として採用されることが多いのです
また、チタンは熱にも強いのですよ
鉄が約1,530度、銅が約1,080度、アルミが約660度なのに比べ、チタンが溶ける温度は約1,660度。熱に強いと言われている鉄よりもさらに強いのです
A 軽い
チタンは、物質の重さを表す基準である比重の数値が4.51となっており、その重さは鉄の3/5、銅の1/2程度です
その軽さから、工業的な目的だけでなく、アクセサリーや眼鏡、ゴルフクラブなど、意外と身近な物に多く使われているのですよ
軽さという観点から見ると、さすがにアルミには敵いませんが、高い強度を持ちながらこの軽さなので、他の金属と比較しても使用ニーズはかなり広がります
B 耐食性が強い
チタンは耐食性も抜群なのです。つまり錆びにくいということです
海水耐食性は白金(プラチナ)に次ぐ強さを誇り、鉄や銅、錆びにくいとされているアルミニウムよりもさらに耐食性が強い金属です
その性質から船舶や橋の足など、海洋建造物の素材としても多く採用されています。
C 安全性が高い
チタンは身体に優しく安全な金属です。
金属アレルギーを持つ人に対しても、アレルギーが起こりにくく、有毒性もないので、医療用の道具や体内に埋め込む器具にも使用されます
金属アレルギーは、金属と汗などの水が触れることによって、イオンが発生し、それが原因となって起こります
チタンは、このイオンがほとんど発生しないため、金属アレルギーを引き起こしにくいとされています
他にも、チタンには熱や電気を通しにくい特徴もあります。
続いて、実際にチタンがどのような製品に使用されているのか、具体例をいくつかご紹介したいと思います。航空機
航空機は、高い強度が必要とされます
そのため、チタンはコックピットの窓枠やファスナー、ランディングギア(着陸装置)、テイルコーン(胴体尾部)など、特に高い強度が要求される箇所で使用されています
チタンは高い強度だけでなく熱伝導率がよく、結露が生じにくいという特徴もあります。
ですから、上空でも結露を起こさず、航空機の運航に支障をきたしにくいのです船舶
船舶は高い強度が必要な上、さらに海水による錆びも防がなければなりません
チタンは強度が高いだけでなく、耐食性も高く、特に海水耐食性が優れているので、海水に接しやすい船舶の材料としても最適です建設・土木
建設・土木業界では、一般的な家屋の屋根やビルの外壁、エクステリア、海底トンネルなど特に強い強度が要求される箇所にチタンが使用されています
また、寺院などの歴史的建造物の屋根材などにも使用されており、歴史の遺産を未来へと残しています。アクセサリー
チタンは「金属アレルギーを起こしにくい」という特徴があります
そこで、肌に直接触れることの多いネックレスやピアスなどのアクセサリーに使用されることが多くなってきていますスポーツ・アウトドア用品
軽く、強度もあるチタンは、ゴルフクラブやテニスのラケット、自転車のフレームや部品などにも使用されています。
今やスポーツ用品にも、チタンはなくてはならない存在です
チタンの素晴らしさ、皆様に伝わりましたでしょうか
今回ご紹介する包丁は、このチタンだけでなく、世界で最も硬いと言われているダイヤモンド微粒子を含有したハイブリット材を使用しているスグレモノです
その商品がこちらになります。
【ridge/リッジ】【日本製】ダイヤチタン 三徳包丁 ペティナイフ 2点セット
こちらは野菜・肉・魚という3つの素材に使えることから名前がついた三徳包丁と、
刃渡りが小さく、ジャガイモの芽取りや果物の皮むき、小さめの物をカットするのに便利なペティナイフのセットです
万能なこの2本の包丁があれば、調理のシーンで困ることはほとんどありませんよね
そして特筆したいのは、摩擦に強いダイヤモンド素材を採用した包丁だということ
ダイヤモンドは地球上最も硬い物質と言われています
この超高硬度のダイヤモンド粒子を含有していることにより、包丁にとって最も重要な「切れ味」の性能を格段に向上させているのです
さらに超高硬度のダイヤモンド粒子は、この「切れ味」を永く持続する性能も備えています
今回ご紹介する包丁は、世界基準の刃物耐摩耗性試験で一般的なセラミック包丁と比較して約3倍、ステンレス包丁と比較して約67倍もの超永切性能が証明されています
そしてなんと、一般的な砥石や包丁研ぎ器で簡単にお手入れでき、いつでも使い心地の良い切れ味を保つことができるのです
まさにダイヤモンドは世界最高レベルの包丁刃素材と言っても過言ではないでしょう
加えて、刃の主材であるチタンには銀も含有しています
銀イオンの強い抗菌力とチタン特有の光触媒効果により、雑菌の増加を防ぎ、除菌するよりも高い衛生機能を保有しています
これは特に今の季節、特に安心ですよね
金属特有の金気もないので、調理する食材の変色やニオイ移りがなく、食材本来の風味を損なうことがありません
その逆に包丁には、魚などの臭いもつきにくいのです
さらにチタンは酸化被膜に覆われているので水や塩分にも強く、ご家庭での使用条件下でこの包丁が錆びることはありません
そしてもうひとつ見逃せない特徴が「使いやすさ」です。
「使いやすさ」として、まず注目して頂きたい特徴が「軽量」です
先日実際に持ってみたところ、驚くほどの軽さでした
それもそのはず、こちらの包丁は同サイズのステンレスや鋼製の物と比べて約60%の軽量素材を使用しているのです
そしてもうひとつ見逃せない「使いやすさ」の特徴がハンドルの形状です
端部から刃先に向かって変化する菱形のハンドルは、食材や切り方によって変わる様々な握り方に適応してくれるのです
この軽さと形状なら疲れにくく、長い時間快適に使用できますよね。
私自身、包丁は鋼製が気に入っていたのですが、ダイヤモンドチタンの性能を知ってしまい購入を検討中です
毎日の食生活に欠かせない包丁。
切れ味が良く、その切れ味が持続し、軽く、使いやすく、そして安全なダイヤモンドチタン包丁を、皆様も一度お試しになられてはいかがでしょうか
こんにちは
ミズタニです。
皆様、「雪平鍋」をご存知ですか
200年以上も前から日本で使われている伝統的な定番の鍋なのですが、なかには、「雪平鍋」と言う名前を知らずに使用している方も多いのではないでしょうか
「雪平鍋」は日本のご家庭でよく使われている片手鍋です。
シンプルなフォルムで、一見、これと言った特徴もなさそうに見えるのですが、実はこちら、ただの鍋ではないのですよ
そこで今日は、知れば知るほど奥が深い雪平鍋についてご紹介していこうと思います
そもそもこの鍋はなぜ「雪平鍋」と呼ばれるようになったのでしょうか
実はこの鍋、以前は行平鍋と書かれていたこともありました。
その昔、在原行平が須磨にいた頃、海女に鍋で塩を作らせたという言い伝えがあるからです。
在原行平とは平安時代初期から前期にかけての公卿・歌人で、「行平」から「雪平」という字が使われるようになったのは、この鍋で作られた塩がまるで雪のようだったからと言われています。
この他にも名前に関しては諸説あるようなので、真実は分かりませんが・・・
そして、雪平鍋の原材料と言えば、熱伝導率の高いアルミが主流でした。
しかしアルミはやわらかく、あまり強度がないという欠点があります
そこで、古人は知恵を絞り、鍋の表面を凹凸状に打ち出すことによって強度を上げたのです
またこの表面の凹凸は、強度だけでなく、表面積を増加させて熱伝導率を高めることにもつながったのです
最近では、アルミ製だけでなく、ステンレス製や銅製などバリエーションはどんどん広がっています
ところで雪平鍋はなぜこんなにも長い間、人々に愛され続けているのでしょう
そこでここからは、雪平鍋の魅力についてご紹介していきますね
まず、雪平鍋は先ほども申し上げたように熱伝導率が高い鍋です。
食材に火が通りやすいので、他の鍋よりも時短で調理ができるのが魅力です
また、ちょっとお湯が必要なときなども、少量のお湯があっという間に沸くので便利なのです
そして軽さも人気の秘密です
近年人気の高まっている重量のあるどっしりしている鍋も、料理によってとてもおいしく仕上がるのですが、やはり力の弱い女性やご高齢の方にとっては重さが負担になることもあります
その点、雪平鍋はとても軽量なので、気軽に使え、片付けの際も手間がかかりません
うちの母が「料理によって雪平鍋とずっしり系鍋を使い分けるのよ」と言うように、メインの料理は重量のある鍋で、ソースや付け合わせは雪平鍋で調理すれば効率が良いですよね
さらにお手頃な価格も見逃せません
最近では様々な機能のついた高価な鍋が続々と登場する中、シンプルな雪平鍋はお手頃な価格で購入ができます
また雪平鍋はとてもリーズナブルな上、サイズのバリエーションも多いので、複数のサイズを揃えやすく、料理や用途によって使い分けることができます。
ここで代表的な雪平鍋のサイズと使用用途についてご紹介しておきましょう16cm
雪平鍋のなかでも小さめの16cmは、一人暮らしにピッタリのサイズです
ひとり分のお味噌汁や煮物はもちろん、インスタントラーメンなども手軽に作ることができます。
また、ソースやタレ作るのにもちょうど良いサイズ感なので、お料理好きの方はひとつ持っておくと便利ですよ18cm
18cmの雪平鍋は、2〜4人分までのお味噌汁や煮物を作るのにぴったりのサイズです
コンロの上や収納場所でスペース取らず、扱いやすい大きさです。もしひとつだけ雪平鍋を買うなら、この18cmをオススメします20cm
20cmの雪平鍋は、カレーや煮物など、一度にたくさん作るお料理にピッタリのサイズです
また、たっぷりとお湯が入るので、パスタやお野菜などをゆでるのにも適しています24cm
24cmの鍋と言うとかなり大型になります
このサイズならば、大人数の汁物や煮物、大きめの野菜をゆでるのもラクラクです。またお魚の煮付けをしても崩れにくく、きれいに仕上がります。
雪平鍋は軽いので、サイズが大きくなっても扱いやすいですよ
そして雪平鍋の最大の特徴は注ぎ口が付いていること。注ぎ口のおかげで汁物や煮汁などをこぼさず器に移すことができます。
さらに注ぎ口が細い物を選ぶと、量を微調節できたり、器に入れやすくなったりするなど、扱いやすさも抜群です
注ぎ口は片側に付いているタイプと両側に付いているタイプがあります。
左利きの人は、注ぎ口が両側に付いている物を選ぶと使いやすいですよね
そこで本日は、ハートマークショップオススメの雪平鍋をご紹介します
【aikata/アイカタ】【日本製】両口 ステンレス 雪平鍋 18cm IH対応 ガス火対応
日々の調理で出番の多い片手鍋。だからこそ、こちらの雪平鍋はお手入れのしやすいステンレス素材になっています
ステンレスは鉄を主成分としながらクロムなどを混ぜた、さびにくくて衝撃に強い合金素材です。
耐久性が高いことも人気の秘密で、毎日使っても変形することもなく、末長く愛用することができますよ
焦げついてしまったときにも、汚れが取れやすくお手入れもラクラクです
さらにステンレス製なので直火はもちろん、IHクッキングヒーターなど様々な熱源に安心してお使い頂けます
また、この雪平鍋の最大の魅力は特徴的な形状の注ぎ口です
注ぐときに横からこぼれたり、尻回りしにくいのでスマートに注ぐことができ、汁物や煮物の移し替えなどにも便利です
カップやスープジャーに汁物を移し替えるときに周りが汚れてしまうのは手間がかかり、ストレスがたまります
だからこそ、この注ぎ口は嬉しいポイントですよね
そしてこちらの鍋には別売りで、専用の蓋があります
鍋本体の注ぎ口とフタの形状がぴったりと合うようになっているので、フタの締め方によって、蒸気を逃したり、逆に閉じ込めたりすることができます
お湯などを早く沸かしたいときや、蒸し煮にしたいときは注ぎ口を閉じて、ふきこぼれやすい料理のときは注ぎ口を開けて使用するなど、料理によって使い分けることが可能です
さらに、鍋の形状にも特徴があります
全体的にほど良い丸みを持たせたボディは、煮汁がまんべんなく対流し、食材のおいしさを最大に引出すことができるのです
また、片手鍋ですから取っ手にもこだわっています。
こちらの鍋の取っ手は、握りやすいカーブで手に馴染みやすい形状が魅力です。
見た目もオシャレで、ステンレス+木の風合いがお互いの質感を魅力的に引き立てています
こちらの鍋は、刃物や金属の生産が盛んな「ものづくりのまち燕三条」でおなじみ、新潟県燕三条で生まれました
高い技術を誇る職人たちの技が存分に活かされた雪平鍋は、皆様の食生活に、大きな幸せをもたらしてくれることでしょう
丈夫で便利で使いやすい雪平鍋、ぜひ皆様のキッチンでお役立て下さい
【aikata/アイカタ】【日本製】両口 ステンレス 雪平鍋 18cm IH対応 ガス火対応
こんにちは
ワーキングマザーのタカハシです。
皆様のキッチンでは、ガスコンロとIHクッキングヒーターのどちらを使われていますか
よく「ガスコンロとIHクッキングヒーターのどちらが良いかしら」と言う相談をされるのですが、それぞれにメリット・デメリットがありますから、一概に「こちらが良い」とは言いきれないのですよね
例えばお手入れについては、IHクッキングヒーターならさっと拭くだけで良いのですが、ガスコンロの場合、五徳やバーナーなどいろいろなパーツを掃除しなくてはなりません。
この点ではIHクッキングヒーターのほうが理想的ですよね
でも、よく聞く話で「IHクッキングヒーターに換えたらこれまで使ってきた鍋やフライパンが使えなくなってしまった」と言う声もあります。
光熱費も契約のタイプやガスの種類、使用する時間帯によってはどっちがお得になるかはそれぞれですし
どちらにするかを迷っていらっしゃる方は、ご家庭の状況や使い方、環境などを考えて見極める必要があります
そこで今日は多くの方が「デメリット」と考えていらっしゃる、「ガスコンロのお手入れ」についてご紹介します
ちょっとしたコツを抑えれば、意外と簡単にできるのですよ
まずはガスコンロにつく汚れの種類を理解しましょう
ガスコンロの主な汚れは、食品汚れ・油汚れ・焦げ付きの3種類です。
■食品汚れ
調味料や、食品の汁などがこぼれてできた汚れです。
こぼれてから時間が経っておらず、まだ乾いていなければ、水拭きするだけでもさっと落とすことができます。
しかし、時間が経過しすぎたり熱が加わったりするとこびりついてしまいます
■油汚れ
調理をしているときに飛び散る油の汚れです。
付いたばかりなら水拭きで落とすことができ、熱めの布巾ならさらにスッキリ拭き取ることができます
しかし放っておくと樹脂化して固まってしまい、落としにくくなってしまうのでご注意下さい
■焦げ付き
調理中のふきこぼれや、油に熱が加わって炭化した物を、長い時間そのままにしてしまうと、こびりついて焦げ付きになってしまいます
焦げ付いてしまった場合、焦げ付き専用の洗剤などを使って根気よく落とす必要があります。
それではいよいよお掃除のコツを伝授しましょう
ガスコンロで定期的に掃除をお勧めするのは、「五徳」「バーナー」「天板」「排気カバー」の4パーツです
なかでも一番汚れやすいのが「五徳」ですよね。
五徳の掃除にオススメなのが「重曹」です
軽い汚れなら重曹を溶かした「重曹水」をスプレーで吹きかけ、その後拭き取るだけできれいになります
すでにこびり付いてしまった汚れには、重曹を溶かしたぬるま湯に1時間ほど浸けてから歯ブラシなどで焦げなどを擦り落とします
さらに何層も重なってこびりついてしまったときには、重曹を溶かしたお湯を沸かし、その中で五徳を10分くらい煮ます。
その後、ある程度冷めてから歯ブラシなどで擦り落とすと、驚くほどきれいに焦げ付きが剥がれます
五徳は週に一回程度のお手入れをオススメします
次にご紹介するのは「バーナー」のお掃除方法です
バーナーのお手入れをしたことのない人は意外と多いのではないでしょうか
実はバーナーには炭化した油が焦げ付きやすいのです。
その汚れに気付かずにそのまま使用し続けてしてしまうと、目詰まりして火がつかなくなったり不完全燃焼してしまったりする可能性があります
そんなことにならないためにもバーナーの汚れはきちんと落とす習慣を付けましょう
バーナー本体、バーナーキャップ、センサーなど、バーナーをやわらかい布で全体的に拭いて汚れを取ります。
汚れが落ちないときには、食器用中性洗剤を布に付けて拭いてもOKです
さらにバーナーの穴についた汚れは竹串などで掻き出しましょう。
バーナーは、安全のためにも月に一度は掃除をすることをお勧めします
次に「天板」のお手入れです。
天板には、ガラストップ・フッ素コートトップ・アルミトップ・ホーロートップ・ステンレストップなどがあります。
それぞれの素材によりお手入れ方法も違ってくるのでご注意下さい
ガラストップは比較的お手入れがしやすい素材です
スポンジに水や中性洗剤を含ませて汚れを取るだけでほとんどの汚れは落ちるでしょう。
もしも落ちない場合は、専用のクリーナーも市販されているのでお試し下さい。
フッ素コートトップとアルミトップに関しては、ガラストップと同様油を弾いてくれるのでこちらもお手入れが簡単です
食器用中性洗剤と水をスポンジに付け、天板の汚れたところを擦ります。
そのあと乾いた布でさっと拭き取れば、スッキリきれいに仕上がります
残りはホーロートップ、ステンレストップのお手入れです。
こちらは上記に比べてちょっとお手入れに手間がかかりますが、耐久性に優れた素材ですので、クリームクレンザーでゴシゴシ擦って汚れを落としていきましょう
その後、乾いた布で拭き取ればスッキリときれいに仕上がります
天板も月一度程度のお手入れをお勧めします
最後に「排気カバー」のお手入れをご紹介しますね
排気カバーはガスコンロの一番壁側にあります。
コンロの熱や煙を逃がす場所で、網のようになっており、カバーは取り外しができるので、中性洗剤とスポンジで擦り洗いをして乾かします
ついでに排気口の中もウェットシートを巻いた割り箸などできれいに拭いてしまいましょう。
ガスコンロのお手入れのコツはこんなところですが、かなり汚れがたまってしまって、自分では落とせないくらいの状態になってしまったら、お掃除のプロに任せると言う選択肢もありますよ
さて、本日のブログはガスコンロのお話を中心にしてきました。
おそらくここまで真剣に読んで下さった方は、ガスコンロをお使いになられていると思うので、ちょっと便利なガスコンロアクセサリーをご紹介しますね
【YAMAZAKI/山崎実業】折り畳み ガスコンロカバー ワイド 転倒防止ストッパー付き tower
調理中、「キッチンの作業スペースがもう少し広かったら・・・」と感じることはありませんか
私も以前は、下ごしらえ中の材料や、盛り付け前の食材を仮置きしたりしたいのに場所がなく、ちょっと離れたダイニングテーブルまで運んでいました。
そんなとき、こちらのガスコンロカバーを見つけたのです
こちらはモノトーンのカラーリングと、余計な装飾のないシンプルさが人気の「tower」シリーズの折り畳みガスコンロカバーです。
このガスコンロカバーは、1〜3口コンロの使用していない部分に設置するだけで、作業&収納スペースに早変わりさせてくれるのです
つまり、スペースの有効活用ができるってことですよね
ちょっとしたスペースが増えるだけで作業効率がグンとアップするのですよ
そしてこのガスコンロカバー、使用しないときは足をカバーの裏にスッキリ収納できるのです
ほら、こんな感じです
こんなに薄くなるのでちょっとした隙間に収納できるのですよ
コレってとても便利ですよね
カラーはブラックとホワイトの2カラー。
お部屋のインテリアに合わせてお選び頂けます。
このガスコンロカバーさえあれば、IHクッキングヒーターと同じように、調理台を広く活用できますよ。
ガスコンロをお使いの皆様、一度試してみてはいかがですか
想像以上にお役に立ちますよ
【YAMAZAKI/山崎実業】折り畳み ガスコンロカバー ワイド 転倒防止ストッパー付き tower
こんにちは
ミズタニです。
皆様、毎月15日は「中華の日」ってご存知でしたか
由来は、ひと月30日の「中間」が15日→「中間」→「ちゅうかん」→「ちゅうか」→「中華」なのだそうです
つまり、ダジャレですね
日本全国で中華料理の普及を目指し、全国の組合員の結束を強めることを目的に、東京都中華料理衛生同業組合が制定して、全国中華料理生活衛生同業組合連合会が特許庁に「毎月15日は中華の日」を商標登録したのだそうです
目的はしっかりとしたものなのに、日にちの由来がダジャレなんて、ちょっとユニークですよね
実はこの他にも毎月15日は「お菓子の日」や「いちごの日」など、料理や食材に関する記念日が多いのですよ
そこで本日は様々な料理に欠かせない調理道具のひとつ、「包丁」をご紹介しようと思っています
今回ご紹介するのは、「ZWILLING/ツヴィリング」の三徳包丁
「ZWILLING/ツヴィリング」は、ドイツに本拠を置く刃物などのキッチンツールのメーカー「ツヴィリング・JA・ヘンケルス」のブランドです
こちらのメーカーには「ツヴィリング」と「ヘンケルス」と言う2つのブランドがあるのですが、日本ではふたつのブランドを区別なく「ヘンケルス」と呼ぶ人が多いですよね
実は私も「ヘンケルス」と呼んでいました
でもよく見てみるとマークもそれぞれ違っていて、「ツヴィリング」のマークは双子、「ヘンケルス」のマークはひとりです。
元々は1731年、ピーター・ヘンケルスが、世界的に有名なツヴィリングの「双子マーク」をドイツ・ゾーリンゲンのカトラーズ・ギルドに登録したことから始まっています。
ブランドのマークはその頃から引き継いでいるのですね。
と言っても、当時の双子マークは今のマークとはかなり雰囲気は違っていましたけど
一方、人物がひとりのヘンケルスは1895年に加えられたブランドです。
つまり、日本で広く知られているヘンケルスより、ツヴィリングの方が歴史的に古いということですね
ツヴィリング・JA・ヘンケルス社の歴史は、先ほども述べましたように1731年に「双子マーク」を登録したときから始まっています
その後1818年に、ヨハン・アブラハム・ヘンケルスにより、ベルリンに第1号店をオープンさせ、徐々に人々に知られる存在となったのです。
ツヴィリング・JA・ヘンケルス社の製品は、歴史が培った技術力に加え、デザイン性や機能性にも優れています
これはツヴィリング・JA・ヘンケルス社のたゆまない努力の賜物。
商品開発においては、各国の食文化やレシピを考え、製品を使う人たちの目線に立ち、満足頂ける逸品を開発するという信念を貫いていることで、世界中から高い評価を受けています
そしてその精神は現在まで変わることなく、さらに常に使う方のことを考えた、高品質な製品開発を行なうことで、受け継がれているのです
日本へは、1970年に開催された大阪万国博覧会のドイツ館で、万能料理バサミが紹介されたことから、その名が広まりました。
包丁文化の日本において、ハサミを調理に使うという発想が新鮮に感じられたのでしょうね
今ではどこの家庭にもある料理バサミですが、こんな起源で日本に広がったのです
ツヴィリング・JA・ヘンケルス社はこの他に、鋳物ホーロー鍋でおなじみの「STAUB」や、ビューティーケア用品を取り扱う「TWEEZERMAN」、銀器で有名な「BSF」など、数々のブランドを取り扱っています
なんと、日本で製造しているブランドもあるのですよ
「MIYABI」という言うブランドで、2004年に岐阜県関市のナイフメーカーを子会社化し立ち上げました。
両刃包丁以外に、片刃包丁も取り扱っている高級ブランドです。
日本独自の繊細で優れた技術力を集結して「一生ものの包丁」を作りだし、「Made in 関」の品質の良さを世界に発信しています
ツヴィリング・JA・ヘンケルス社で扱っている、MIYABI以外の多くの製品も同じくこちらの関市で生まれているのですよ
今回ご紹介する三徳包丁も関市で作られており、ZWILLING/ツヴィリング社の中でも人気の高い商品です
【ZWILLING/ツヴィリング】【日本製】ツインセルマックス M66 三徳包丁 30867-180 ヘンケルス
こちらは、細部にまでこだわり職人技と素材を突き詰めた、美しく優雅なラグジュアリーモデルの最高級ナイフシリーズ「セルマックスMD67」のDNAを持つ、最高峰レベルに匹敵する三徳包丁です
シンプルでシャープな印象を与えるブレード(刃)と美しく上品な黒色ハンドルが、高貴でシックな印象を醸し出しています
ブレードには、ツヴィリング・J.A・ヘンケルス史上最高の硬度HRC66スチールを使用し、さらにその刃を高級刃物鋼で挟み合金化した3層プレートを採用しているのですよ
刃物類の硬さは、0〜70までの数値で表すHRCを使って示します。
これは「ロックウェル硬度」または「ロックウェル硬さ」と言われる硬さの測定手段です。
試験方法はダイヤモンド円錐や鋼球などの圧子を使い、荷重をかけて測定をします。
最高がHRC70で、一般的な刃物鋼の硬さはHRC60前後です。
今回ご紹介するツインセルマックスM66の硬度は、HRC66ですからその硬さはかなりのものですよね
この硬さが切れ味の良さと、切れ味の持続性を実現させているのです
また、ハンドルの素材にはマイカルタを採用しています。
マイカルタとは、米国のウエスチングハウス社の開発により、現在はインターナショナル・ペーパー社で製造されている製品で、同社以外の製品はマイカルタではありません
マイカルタはキャンバス(綿布)、リネン(麻布)、合板、紙等を核とし、主としてフェノール樹脂で固められています。
ナイフのハンドル材としても優秀な素材で、堅牢性、耐水性、加工性すべてに優れた素材で、長年にわたってナイフメーカーに支持されているのですよ
さらにハンドルの形状にもこだわっています
手に馴染む丸みを帯びたアーチ型になっており、驚くほどの持ちやすさと切れ味で使う人を魅了するのです
使いやすく疲れにくいのも嬉しいポイントですよね
ツバとエンドキャップは職人の手でミラー仕上げに加工し、ハンドルエンドには確かな製品の証、ツインマークが彫られています
近年ご家庭の包丁は、ステンレスが主流になっています。
ステンレスはお手入れが簡単な上、手頃な価格なので、古くなったら気軽に新しい物に買い換えられるという利点があります
一方スチールの包丁は、価格的にも高価でお手入れにもちょっとした手間がかかります。
しかし切れ味が悪くなっても研げば刃がつきやすく、正しくお手入れすれば一生ものの包丁となってくれます
ドイツの歴史と技術で培った「一生ものの切れ味」を、ぜひ皆様もご体感下さい
【ZWILLING/ツヴィリング】【日本製】ツインセルマックス M66 三徳包丁 30867-180 ヘンケルス