鍋・フライパン
こんにちは
ミズタニです。
皆様、「雪平鍋」をご存知ですか
200年以上も前から日本で使われている伝統的な定番の鍋なのですが、なかには、「雪平鍋」と言う名前を知らずに使用している方も多いのではないでしょうか
「雪平鍋」は日本のご家庭でよく使われている片手鍋です。
シンプルなフォルムで、一見、これと言った特徴もなさそうに見えるのですが、実はこちら、ただの鍋ではないのですよ
そこで今日は、知れば知るほど奥が深い雪平鍋についてご紹介していこうと思います
そもそもこの鍋はなぜ「雪平鍋」と呼ばれるようになったのでしょうか
実はこの鍋、以前は行平鍋と書かれていたこともありました。
その昔、在原行平が須磨にいた頃、海女に鍋で塩を作らせたという言い伝えがあるからです。
在原行平とは平安時代初期から前期にかけての公卿・歌人で、「行平」から「雪平」という字が使われるようになったのは、この鍋で作られた塩がまるで雪のようだったからと言われています。
この他にも名前に関しては諸説あるようなので、真実は分かりませんが・・・
そして、雪平鍋の原材料と言えば、熱伝導率の高いアルミが主流でした。
しかしアルミはやわらかく、あまり強度がないという欠点があります
そこで、古人は知恵を絞り、鍋の表面を凹凸状に打ち出すことによって強度を上げたのです
またこの表面の凹凸は、強度だけでなく、表面積を増加させて熱伝導率を高めることにもつながったのです
最近では、アルミ製だけでなく、ステンレス製や銅製などバリエーションはどんどん広がっています
ところで雪平鍋はなぜこんなにも長い間、人々に愛され続けているのでしょう
そこでここからは、雪平鍋の魅力についてご紹介していきますね
まず、雪平鍋は先ほども申し上げたように熱伝導率が高い鍋です。
食材に火が通りやすいので、他の鍋よりも時短で調理ができるのが魅力です
また、ちょっとお湯が必要なときなども、少量のお湯があっという間に沸くので便利なのです
そして軽さも人気の秘密です
近年人気の高まっている重量のあるどっしりしている鍋も、料理によってとてもおいしく仕上がるのですが、やはり力の弱い女性やご高齢の方にとっては重さが負担になることもあります
その点、雪平鍋はとても軽量なので、気軽に使え、片付けの際も手間がかかりません
うちの母が「料理によって雪平鍋とずっしり系鍋を使い分けるのよ」と言うように、メインの料理は重量のある鍋で、ソースや付け合わせは雪平鍋で調理すれば効率が良いですよね
さらにお手頃な価格も見逃せません
最近では様々な機能のついた高価な鍋が続々と登場する中、シンプルな雪平鍋はお手頃な価格で購入ができます
また雪平鍋はとてもリーズナブルな上、サイズのバリエーションも多いので、複数のサイズを揃えやすく、料理や用途によって使い分けることができます。
ここで代表的な雪平鍋のサイズと使用用途についてご紹介しておきましょう16cm
雪平鍋のなかでも小さめの16cmは、一人暮らしにピッタリのサイズです
ひとり分のお味噌汁や煮物はもちろん、インスタントラーメンなども手軽に作ることができます。
また、ソースやタレ作るのにもちょうど良いサイズ感なので、お料理好きの方はひとつ持っておくと便利ですよ18cm
18cmの雪平鍋は、2〜4人分までのお味噌汁や煮物を作るのにぴったりのサイズです
コンロの上や収納場所でスペース取らず、扱いやすい大きさです。もしひとつだけ雪平鍋を買うなら、この18cmをオススメします20cm
20cmの雪平鍋は、カレーや煮物など、一度にたくさん作るお料理にピッタリのサイズです
また、たっぷりとお湯が入るので、パスタやお野菜などをゆでるのにも適しています24cm
24cmの鍋と言うとかなり大型になります
このサイズならば、大人数の汁物や煮物、大きめの野菜をゆでるのもラクラクです。またお魚の煮付けをしても崩れにくく、きれいに仕上がります。
雪平鍋は軽いので、サイズが大きくなっても扱いやすいですよ
そして雪平鍋の最大の特徴は注ぎ口が付いていること。注ぎ口のおかげで汁物や煮汁などをこぼさず器に移すことができます。
さらに注ぎ口が細い物を選ぶと、量を微調節できたり、器に入れやすくなったりするなど、扱いやすさも抜群です
注ぎ口は片側に付いているタイプと両側に付いているタイプがあります。
左利きの人は、注ぎ口が両側に付いている物を選ぶと使いやすいですよね
そこで本日は、ハートマークショップオススメの雪平鍋をご紹介します
【aikata/アイカタ】【日本製】両口 ステンレス 雪平鍋 18cm IH対応 ガス火対応
日々の調理で出番の多い片手鍋。だからこそ、こちらの雪平鍋はお手入れのしやすいステンレス素材になっています
ステンレスは鉄を主成分としながらクロムなどを混ぜた、さびにくくて衝撃に強い合金素材です。
耐久性が高いことも人気の秘密で、毎日使っても変形することもなく、末長く愛用することができますよ
焦げついてしまったときにも、汚れが取れやすくお手入れもラクラクです
さらにステンレス製なので直火はもちろん、IHクッキングヒーターなど様々な熱源に安心してお使い頂けます
また、この雪平鍋の最大の魅力は特徴的な形状の注ぎ口です
注ぐときに横からこぼれたり、尻回りしにくいのでスマートに注ぐことができ、汁物や煮物の移し替えなどにも便利です
カップやスープジャーに汁物を移し替えるときに周りが汚れてしまうのは手間がかかり、ストレスがたまります
だからこそ、この注ぎ口は嬉しいポイントですよね
そしてこちらの鍋には別売りで、専用の蓋があります
鍋本体の注ぎ口とフタの形状がぴったりと合うようになっているので、フタの締め方によって、蒸気を逃したり、逆に閉じ込めたりすることができます
お湯などを早く沸かしたいときや、蒸し煮にしたいときは注ぎ口を閉じて、ふきこぼれやすい料理のときは注ぎ口を開けて使用するなど、料理によって使い分けることが可能です
さらに、鍋の形状にも特徴があります
全体的にほど良い丸みを持たせたボディは、煮汁がまんべんなく対流し、食材のおいしさを最大に引出すことができるのです
また、片手鍋ですから取っ手にもこだわっています。
こちらの鍋の取っ手は、握りやすいカーブで手に馴染みやすい形状が魅力です。
見た目もオシャレで、ステンレス+木の風合いがお互いの質感を魅力的に引き立てています
こちらの鍋は、刃物や金属の生産が盛んな「ものづくりのまち燕三条」でおなじみ、新潟県燕三条で生まれました
高い技術を誇る職人たちの技が存分に活かされた雪平鍋は、皆様の食生活に、大きな幸せをもたらしてくれることでしょう
丈夫で便利で使いやすい雪平鍋、ぜひ皆様のキッチンでお役立て下さい
【aikata/アイカタ】【日本製】両口 ステンレス 雪平鍋 18cm IH対応 ガス火対応
こんにちは
ミズタニです。
毎週金曜日は「カレーの日」です。
なぜ毎週金曜日がカレーの日かと言うと、その由来は海上自衛隊にあったのです
海上自衛隊は、一旦艦艇勤務に就くと、長い間陸地には戻ることがなく、1年のおよそ3分の1もの期間を海上で過ごすことになるそう
このような状況に長い期間身を置いていると、曜日の感覚がなくなってしまうそうです
私たちの日常生活でもそのようなことはありますよね。
例えばお盆や年末年始などの長い休暇のとき、「今日は何曜日だっけ」ってことになりませんか
たかが1週間程度のお休みでもそんなことになってしまうのですから、それが何週間、何ヵ月となれば曜日感覚が狂ってしまっても仕方ないですよね
そこで、長い海上生活でも曜日の感覚を失わないように、毎週金曜日に部隊食としてカレーが出されるようになったそうです
実際に船上でカレーが食べられるようになったのは明治時代。
当時の日本海軍は、慢性的な栄養不足に悩まされていました。
そこで当時、イギリス海軍で採用されていたカレーを船内の食事に取り入れたのです。
そしてこのカレー、船上で作られているとは言え、決していい加減な物ではありません
「栄養豊富」、「大量調理が容易」、「美味」と、三拍子揃った大変優秀なレシピだったのです
スパイス(生薬)を贅沢に使用したカレーは、医学的見地からしても理想的な食事で、「寒さ暑さに対する適応力の向上」、「新陳代謝の促進」などの健康効果が期待できました。
そして現在では「よこすか海軍カレー」、「呉海自カレー」、「元祖海軍カレイライス」など、各地で海上自衛隊カレーを参考にしたレトルトカレーが発売され、一般の人々にも親しまれるようになったのです
ところで皆様、カレーと言えば「無水カレー」なる物が世間で注目されていますよね。
「無水カレー」とはその名の通り、水を使わない調理法で作ったカレーのこと
水の代わりに素材が持っている水分や脂を活用し、通常より少ない水分で調理するのです。
水を入れないので、素材の味が薄まらず本来の旨みがギュッと凝縮され、カレーのおいしさが格段にアップします
素材に含まれているビタミンや、ミネラルなどの栄養分の流出を防ぐこともできるのですよ
少ない油と調味料でおいしく仕上がるので、ヘルシー志向な現代のライフスタイルにもピッタリですよね
そこで本日はカレーに限らず、おいしくてヘルシーな無水料理が簡単に作れるお鍋をご紹介します
【日本製】KING 無水鍋 両手鍋 20cm 直火 IH オーブン対応 1鍋8役
こちらは、素材本来のうまみを引き出す、無水調理に適した無水鍋です
乾物以外の素材であれば、余分な水を加えなくても、素材にもともと含まれている水分や油分を活かし、豊かな風味の料理に仕上げます
特に旬の食材で調理をすると、その濃厚な味わいに誰もが驚くと言われています。
こちらの鍋は、1953年に広島で生まれた「無水鍋」の復刻版モデル。
取っ手部分に刻まれているのは、「料理を通して皆さまの食生活を豊かにする、お鍋の王様でありたい」と言う開発者たちの思いを受け継ぎ、当時の鍋にも刻まれていたKINGマークです
誕生から半世紀以上を経て、人々の暮らしやお台所の様式が変わっても、基本の機能とデザインを忠実に、日本初のアルミニウム合金鋳物製無水調理器として根強い人気を博しています。
しかも、得意なのは無水料理だけではありません
なんと、炊く・蒸す・煮る・茹でる・焼く・炒める・揚げる・オーブン代わりの天火調理と、ひとつで8通りの使い方ができるのです
ご飯を炊いたり、味噌汁や煮物を作ったり、といった毎日の家庭料理はもちろん、お客様がいらっしゃったときのおもてなし料理も得意としています
この鍋を使うと、一見難しそうなお料理でも手間をかけずに短時間でおいしく、そして美しく仕上がります
家族やお友達など、大切な方々を招いてのホームパーティでも活躍しそうですよね
無水鍋は鋳物製法で造られた、アルミニウム製の厚手鋳物鍋。
鍋底は6.5mmと厚く、蓄熱性・保温性に優れ、熱でふんわりと食材を包みこむように熱を加えるので、ムラなく均一で食材に火が通ります
また、アルミニウムは鉄やホーロー、ステンレス製の厚手鍋に比べ、火の通りが格段に早いのも特徴。
具体的な数値で表すと、鉄の約3倍、ステンレスの約14倍と熱伝導率が高いのです
この鍋で作る煮込み料理が、短時間で、コク深く、味わい豊かに仕上がるのには、こんな秘密があったのですね
そして、1番のおいしさの秘密はウォーターシール効果
ウォーターシールとは、羽釜や鍋の中の蒸気がフタと本体の間にたまってできる水の膜のこと。
ウォーターシールで
無水鍋は、ほど良く重いフタが本体とかみ合うことで、ウォーターシール効果を生じさせます。
そのため、素材の水分だけでも旨みを引き出す無水調理が可能なのです
さらに、この鍋は鋳物なのに持ってみると意外と軽いのですよ
比重は鉄や銅、ステンレスの約3分の1となるわずか2.7g/立法cm
厚手鋳物鍋の長所はそのままに、アルミ素材だからこその軽さですよね
そして、厚手なので蓄熱性と保温性が優れており、火を止めたあとも長時間高温を保ちます。
この余熱を上手に使うことで、ガスや電気の節約にもなり、省エネルギーにもなりますよね
調理がしやすく、さらにお財布にも優しいなんて、本当に素晴らしい鍋です
本体裏面には、IHに対応させるための特殊磁性膜加工と耐熱塗装が施されています。
IHヒーターや直火などのあらゆる熱源で使用でき、引越し先がIHヒーターで使えないということもないので安心です
母から娘へと、2代に渡って永く使用ができるほど丈夫なので、熱源が変わっても使えるのはうれしいですよね
さらに、フタもしっかりと厚みがあり、深さが約3.5cmもあるのでフライパンとしても使用できます
一鍋でいろいろと使えて、本当に便利ですよね
我が家でも、半年くらい前から母がこの鍋を使いはじめました。
それ以来、母の料理のレパートリーがかなり広がったような気がします
そして、これまでは料理に全く興味を示さなかった父までも、時々キッチンに立って料理をするようになりました。
よほど楽しいらしく、結構本格的な料理を得意げに披露してくれるのですよ
我が家は、この鍋がやってきてから家族全員で食卓を囲むことが多くなりました
そろそろ私も、無水鍋で母と一緒に料理にチャレンジしてみようかななんて思い始めています
皆様も一緒にいかがですか
【日本製】KING 無水鍋 両手鍋 20cm 直火 IH オーブン対応 1鍋8役
こんにちはー。
声の大きい熱血店長のマエダです
皆様、毎週金曜日は「カレーの日」って、ご存知ですか
これは海上自衛隊に由来します。
艦上生活が長くなると、曜日の感覚を失いがちになるため、毎週金曜日の昼食にカレーライスを食べ、曜日感覚を失わないようにしているそうです
カレーと言えば、我が家では最近まで私の担当でした。
休みの日には朝から取り掛かり、時間をかけてじっくりと煮込むのが楽しみだったのです
ところが、とある鍋が我が家にやってきてからというもの、「お父さんのカレーよりも短い時間ですごくおいしくできるから大丈夫」と言われ、私の出番がなくなってしまいました
私の数少ない家庭での活躍の場を奪った鍋がこれです
【T-fal/ティファール】クリプソ ミニット デュオ レッド 4.2L
こちらは、取っ手の取れる鍋でおなじみティファールの鍋になります
なんとこの鍋、圧力鍋と通常の鍋がひとつになった「2in1鍋」なのです
これはティファールでも初の商品だそうです
切り替えは簡単。セレクターを回すだけ
圧力鍋モードで調理をすると、普通の鍋と比べて最大3分の1まで調理時間を短縮することができます。
短縮したにもかかわらず、じっくりと煮込んだ仕上がりに
これなら長時間の加熱に弱いビタミンCも壊れにくく、おいしいだけでなく栄養たっぷりのお料理ができあがります
そして鍋モード。
加熱する時間によって、固さや味の染み込み加減を自由に調整できます。
調理の途中でも食材や調味料を追加できるので安心ですよね
この鍋のさらなるメリットは・・・
@ 開閉ラクラクワンタッチ
フタの開閉はハンドルを上げ下げするだけ片手で簡単にできます
A こびりつきにくい
ティファール独自技術チタンを配合したフッ素樹脂コーティングだから、炒め物もこびりつきにくく、お手入れも簡単です
B 驚くほどの軽量化
軽量だから持ち運びもしやすく、洗うときもラクラクです
その上、このお鍋を活用した、早くて簡単にできるおいしいレシピブック付き
さすがにこれには完敗
ということで、最近ではこの鍋を活かした「男マエダの料理」を考案中です
皆様のご家庭にもぜひこちらの「クリプソミニットデュオ」はいかがですか
使いやすさと便利さに、きっと驚かれると思いますよ
こんにちは
ワーキングマザーのタカハシです。
「フライパンを育てる」と言う言葉を聞いたことはありますか
普段私たちがよく使用しているフライパンは、テフロン加工や、セラミック加工、マーブルコートと、焦げ付きにくくお手入れもラクな物が主流ですよね
それと比較して鉄のフライパンは、重いし、錆びるし、焦げつくし・・・そんなイメージをお持ちではないでしょうか
実は、鉄のフライパンは何度も料理をしていくうちに、油が馴染んで驚くほど使いやすくなっていくのです。
この工程を、俗に「育てる」と言います
ちゃんと育ったフライパンは、本当に使い勝手が良いのですよ
鉄は熱伝導率が高いので、卵焼きはふんわりと、お魚もふっくら、そしてお肉はジューシーに仕上がります
本日は、プロの料理人も認める「鉄のフライパン」をご紹介します
プロの料理人も認める 九十九 打出し フライパン
こちらのフライパンを製造しているのは、日本で唯一、「打出し」の技術を守り続けている山田工業所です
鉄の板を重ね、機械ハンマーで何度も打ちながら成型していくという「打出し」の技術。
プレスではできない技術が、プロにも認められている最高級品です
職人の目で確認しながら、約5000回も叩きあげているので熱伝導がよく、表面についた凹凸により油なじみがよくなり焦げ付きにくくなります。
より熱伝導を均一にするため、場所によってあえて厚みが変えてあるので、料理も素早く、とてもおいしく仕上がるのですよ
また、薄くても十分な強度があり、丈夫で長持ちします
使えば使いこむほど油がなじみ、黒々とした光を放ち、料理の仕上がりも良くなってくるのです
だんだんと育っていくフライパンを見ていると、なんとも言えない親近感のような気持ちが湧いてきますよ
「長く大切に使われた道具には、やがて神が宿り、幸せをもたらす」と古くから言い伝えられています。
こちらのフライパンは、長い年月を経た道具に宿ると言われている「九十九神(つくもがみ)」から九十九と名付けられました
末長く大切に使いたくなるネーミングですよね
また、こちらのフライパンは、ハンドルに桜の天然木を使用。
なめらかな質感と、手に馴染む形で料理のしやすさを高めてくれます
お手入れは、なるべく洗剤を使わずに、少し余熱が残っているうちにお湯を使って「ささら」や「たわし」で洗うだけ。
長時間使用しないときは、油を馴染ませてから保管して下さい。
皆様も「世界にひとつのフライパン」を育ててみませんか