サニタリーチェスト
こんにちは
ミズタニです。
マエダ店長から「先日購入したトイレットペーパーストッカーの使い心地はどうブログに書いておいて
」と言われ・・・
良い機会なのでトイレットペーパーについて調べてみようと思いました
普段、トイレットペーパーについてあまり考えることはないですよね
ということで、まずはトイレットペーパーの歴史から
今や世界中の多くの国のトイレで使用されているトイレットペーパーですが、誕生当初は決してメジャーな物ではなかったようで・・・
長い歴史の中で様々な過程を経て、ようやく現在のように当たり前に使われる存在になったそうですよ
用を足したときに処理をする素材として、最初に紙が使われるようになったのは、1300年前の中国だったと言われています
と言っても当時使われていたのはロール状ではなく「ちり紙」。
当時は紙を使うのは高い身分の人に限られており、初めて文献に登場した利用者は、6世紀の中国の皇帝や同時代の富裕層だったということです
その後、トイレで紙を使う習慣は徐々に中国全土に普及していき、14世紀には浙江省だけで年間1,000万個のトイレ用の「ちり紙」が生産されるまでになりました
ところが、これだけ中国で普及したトイレ用の「ちり紙」ですが、他の国ではなかなか受け入れられませんでした
それどころか8世紀に中国を訪れたムスリムの旅人は、「中国の人々は用を足したあと、自分の体を水で洗わず、その部分を紙で拭き取るだけで済ませる。彼らはあまり清潔さにこだわらないようだ」と記しているほどでした
それでは世界の人々は、用を足したあと、いったいどう処理していたのでしょうか
その方法は国や地域によって様々だったようです。
例えば、とある国の裕福な人々は用を足したあと、麻やレース、羊毛を使ってぬぐっていた一方で、貧しい人々は川で用を足し、その水で体を洗うこともあったそうです。
あるいは、ぼろきれや木のかんなくず、葉っぱや干し草、石や砂、はたまた海藻やりんごの皮、貝殻、シダ植物など、手ごろでお金のかからない物で処理していたりもしていたそうです
日本では、古くは直接手で拭くか、植物の葉や海草などを使用していましたが、奈良時代に入ってから細い木の棒である「ちゅうぎ」という木のへらが使われるようになりました。
その後は、紙で拭くのが一般的な処理方法になったと言うことです
他にもいろいろ方法はあるようですが、これ以上はあえて割愛させて頂きますね
欧米で用を足した後処理に紙が使われるようになったのは、中国よりかなり遅れてのことでした。
1857年、アメリカの実業家、ジョセフ・ガエティは、その頃人々が用を足した後処理に新聞紙や古紙を使用しているのを見て、もっと使い心地の良いトイレ専用のペーパー(一枚一枚のシートタイプ)の工業生産に取りかかり、市販に向けて動きはじめました
ところが、人々は「新聞紙で十分」と感じていたらしく、わざわざトイレ専用のペーパーを買う人は少なく、ほとんど普及しなかったようです
実際に今使われているような、ロール状で真ん中に穴が開いているタイプが製造されはじめたのは1877年から1879年頃。
これはイギリスで商品化されました
と言っても、このトイレットペーパーもすぐに一般化したわけではありません
広く使われるようになったきっかけは、1880年代にヨーロッパ、アメリカの大都市での公共下水道事業でした。
その頃、徐々に一般家庭にシャワーやトイレが作られるようになり、当時最新式の便器「一体成型台座付便器」、今で言う洋式トイレが製造販売されるようになりました
この「一体成型台座付便器」が一般家庭に広まることにより、使いやすいトイレットペーパーは一般の人に受け入れられ、今ではなくてはならない物となったのです
日本でトイレットペーパーが最初に使われるようになったのは、明治維新後のホテルや洋館
当時はわざわざ海外から輸入していたそうです
一方、一般家庭では明治の中頃から長い間、古紙が原料のちり紙と、パルプから作られた京花紙(おとし紙)が使われてきました
その後、下水道工事が本格化した昭和30年前後から「汲み取り式」から「水洗式」へ、「和式便器」から「洋式便器」へと変化しました。
それとともにちり紙メーカーがトイレットペーパーを作り始め、一般家庭にも広がっていったのです
ただし当時の紙は今と違い吸水性が悪く溶けにくく、固かったため、手でもんで使っていたそうですよ
普段何気なく使っているトイレットペーパーにも、こんな様々な歴史があったのですね
それではここからはトイレットペーパーについての豆知識をご紹介しますね
@ トイレットペーパーとティッシュペーパーの違い
トイレットペーパーは水にほぐれやすいのが特徴です
一方、ティッシュペーパーは丈夫で、水を含んでもほぐれにくくできています
どちらも、パルプの溶解から乾燥までの工程はほぼ同じ。
違うのは仕上げ方法です
繊維と繊維を結合させるのにデンプンを使っているトイレットペーパーと違い、ティッシュペーパーは樹脂(湿潤紙力増強剤)を入れて破れにくくしています
ティッシュペーパーは丈夫で良いのですが、その分トイレに流すと詰まる原因になりますから、用途に応じて正しく使うことが大切ですよね
A トイレットペーパーの幅の秘密
トイレットペーパーの幅はJIS規格では114ミリ幅です
でもこれってなんだか中途半端な数字だと思いませんか
これは、日本にトイレットペーパーがない時代、アメリカから機械を輸入して生産を始めたことに深くかかわっています
アメリカでは物の長さを測るとき、主に「インチ」と言う単位を使用します。
ですから輸入した加工機も当然インチサイズ仕様。
当時の加工機でできるトイレットペーパーの幅が4.5インチだったのですが、それをミリ単位に換算すると114ミリだったのです。
以後、日本では114ミリ幅がJIS規格となりました
B トイレットペーパーのミシン目幅の歴史
トイレットペーパーには、ミシン目が入っていますよね。
ミシン目同士の間隔はどのくらいだと思いますか?
元々トイレットペーパーは、正方形の紙がつながった物として考えられていました
だから横幅が11.4センチなので、ミシン目の間隔の長さも11.4センチなのです。
当初は日本でも、11.4×11.4センチで定着していたのですが、ミシン目を入れる機械の歯を半分に減らし22.8センチに改良しました
なぜ長く改良したのかと言うと・・・
ミシン目の間隔が短いということは、ミシン目の数が多いということになります。
人が1回に使用する紙の長さが、当初のミシン目でいうと2目分くらい。
そうなると、拭くときに紙の真ん中にミシン目がくる確率が高くなります。
ミシン目は破れやすく手が汚れてしまうことが多くあったので、真ん中のミシン目をなくすために、1目分の長さを2倍にしたのです
現在も、ミシン目にJIS規格はありません。
今ではメーカーの機械も多様化が進み間隔は様々ですが、23センチ前後に設定されているメーカーが多いようです
C トイレットペーパーの三角折り
ホテルのトイレなどでよくトイレットペーパーが三角に折ってあるのを見かけませんか
これはもともと消防士の間でされていた習慣で、「ファイヤーホールド」と呼ばれていました。
どのような状況下であっても出動しなければならない消防士が、すぐ紙が取れるようにという心構えから始まったそうです。
これを一般的に広めたのは帝国ホテルの清掃員です
当時の清掃員は、掃除が終了した目印にトイレットペーパーをファイヤーフォールドにしたと言われているのです
現在でもファイヤーフォールドをマナーと考えて、トイレットペーパーを三角折りにする人がいますが、使用済みの手で折るため、「かえってマナー違反」「人が触ったと思うと気持ち悪い」「不衛生」と感じる方も多いそうです
D トイレットペーパーの表面
使用しているトイレットペーパーをよく見ると、凸凹していますよね。
これはエンボス加工と言います
このエンボス加工を施すことによって紙がやわらかくなり、拭き心地が良くなるのですよ
調べれば調べるほど、トイレットペーパーっておもしろいですよね
そこで本日は冒頭でもお伝えしたように、トイレットペーパーの収納に役立つグッズをご紹介します
【OKATO /オカトー】 トイレットペーパー ストッカー 4ロール収納
こちらは、かさばる予備のトイレットペーパーをすっきり収納することができる、トイレットペーパーストッカーです
スリムなデザインなので、狭いトイレ内の空間でも置くスペースに困りません
ストッカーの下部にトイレットペーパーが顔を出す構造になっているので、片手で簡単に取り出せます
また、補充は上のフタを開けてサッと入れるだけ
簡単にトイレットペーパーの補充ができるのも嬉しいポイントですよね
サイドはメッシュだから、トイレットペーパーの残量がひと目で確認できます
シンプルなデザインなのでどんなインテリアのトイレにもよく馴染みますよ
カラーはアイボリーとミントグリーンの2色、サイズは4ロール収納と5ロール収納の2サイズ。
お好みや用途に合わせてお選び頂けます
1877年頃トイレットペーパーが生まれたときに、こんなに便利なストッカーがあれば、もっと早くトイレットペーパー文化が広がったかもしれないですね
とても便利なトイレットペーパーストッカー、皆様のお手洗いにもいかがですか
こんにちは
ワーキングマザーのタカハシです。
皆様のご自宅では、洗濯機はどこに置いてありますか?
脱衣室に置かれている方が多いのではないでしょうか
脱衣室なら脱いだ洋服がすぐに洗濯機に入れられますし、何かと便利です
ただ、脱衣室は意外に狭いですよね
そして、つい物が多くなってしまいます
洗面用具はもちろん、タオル、予備の石鹸、入浴剤、ドライヤーなど。
これらに加えて、洗濯用の洗剤や柔軟剤まで加わったら、すべてを収納するのはなかなか大変です
そこで、これまで数々の生活便利グッズを開発してきたYAMAZAKIが目を付けたのが洗濯機上のデッドスペース
本日ご紹介する商品は、空いている洗濯機上部のスペースを有効活用する画期的なツールです
【YAMAZAKI/山崎実業】 ランドリーシェルフ ハンガーバー付き tower ホワイト 3605 組立式
こちらは、YAMAZAKIの人気シリーズ「tower」のランドリーシェルフ。
実用性にとことんこだわった仕様で、無駄になりがちな洗濯機上のスペースを見事に有効活用できるスグレモノです
3段シェルフには、洗濯用品やタオルなどをたっぷり収納できるので、ちらかりがちな洗面台周りもスッキリと片付くんです
シェルフは清潔感のあるスチールに、天然木のハンガーバーを組み合わせ、スタイリッシュと温かみが融合したデザイン
しかも、ハンガーバーには洗濯物を一時的に掛けておくことができ、とても便利です。
さらに、工夫次第でいろいろ使えるフックが8個付いています。
湿度の高い脱衣室でも耐えられるよう、錆や水に強い粉体塗装加工が施してあるのでお手入れもラクラクです
洗濯機周りがスッキリ片付くランドリーシェルフ、皆様のご家庭にもいかがですか